秋の紅葉がキレイと言われるこの時期、伊豆修善寺にある「あさば旅館」に行ってきた!
おばあちゃんの年齢が80歳を越え、死期が近いと(全然ピンピンしてるけど)感じた孫(私)が旅行を企画し、初めてのババ孝行をしました。(誕生日プレゼントとかはしてるよ。たまにね)
このあさば旅館を選んだ理由は「料理がとてもおいしかった」と言う3人の記憶(おばあちゃん・母・母の妹)が強くあったので、「じゃあそこに行こう」と決まった。
「どうせなら母と母の妹の分も払ってあげよう」と思っていたが、結構高かったのでおばあちゃんの分だけ払い、ババ孝行だけすることになったのである。
目次
修善寺のあさば旅館とは
「あさば旅館」オフィシャルサイト
http://www.asaba-ryokan.com/修善寺にある日本を代表する525年続く温泉宿「あさば」。あふれる緑の山々と美しい川が流れるここ伊豆修善寺に、浅羽弥九郎幸忠が開いた宿坊に端を発します。日本の美しい四季の風情を大切に、そして遙か昔よりこんこんと沸き出づる源泉掛け流しの温泉が旅人の心を癒し、お食事は、旬の食材と鮮度を大切にした料理をころ合いよくお出しするよう心がけています。
以上がオフィシャルサイトに載ってた説明。
とりあえず老舗の旅館のようです。
あさば旅館の料金
11月後半に行って1人6万円でした。
予約はJTBで行い、往復の電車代も込みの値段。
電車は「踊り子号」という古ーい電車で、流れる音楽に年寄りたちは懐かしさを感じていた。
東京から修善寺まで乗り換えなしなので、ゆったり駅弁を食べながら行くことに。(到着まで約2時間)
▼電車の中で食べた駅弁がこちら
東京駅で買った西京焼きの駅弁1000円。
これが中々美味しかった!
そして2時間、年寄の話を聞き修善寺に到着▼
修善寺駅はかなり綺麗で、コンビニとお土産屋さん・そして写真右側の「あじ寿司」のお店がある。
このあじ寿司は、修善寺のお土産の中でも人気があり帰りの列車で食べたのだが、中々美味しかった!
▼これがそのあじ寿司(お値段はたしか1000円くらいだった)
修善寺駅からあさば旅館までは少し距離があるので、タクシーでいく事に。
10分しないで着いたが、道が狭い狭い。
車で行くとちょっと嫌な道の狭さである。
あさば旅館には駐車場が15台止められる場所があるようだが、結構狭いし人多かったので電車がおすすめ。
▼これがあさば旅館のロビー
右側がガラスになっていて、そこから見える景色がこれ▼
能舞台を行う場所があり、池には鯉がいます。(エサやりもできるよ)
能舞台についてはオフィシャルサイトのこちらをみて下さい。
そして夜のライトアップ
写真は微妙かもしれないが、実際見ると綺麗ですぞ!
ちなみにあさば旅館で一番良かったのが夜の露天風呂!
写真の腕が悪いのはご勘弁を
▼公式ページの写真だと
ライトアップされた紅葉がとにかく綺麗だった!
しかも誰もいなく、一人でゆったりできたのも満足。
だけどこの露天風呂は、男女交代の時間制。
しかも恐怖の混浴タイムまであるので注意してね。(じじばば率がすごいよ)
※ちなみに混浴タイムは避けました。(朝の1時間くらいしかありません)
お楽しみの夜ご飯
お品書きになります。
バカな私にはふりがな欲しかった。
1品目:香箱蟹
これは全員一致でうまかった!
蟹の身・カニみそ・卵?など、ポン酢をつけて食します。
酒好きにはたまらんかも!(私は酒が弱いっす)
2品目:霜降盛肴
いくらウマし!
アワビとトコブシの中間と言われた貝、ウマし!
小っちゃいサトイモ(キヌカツギ芋)、もう少し塩をたしてちょ・・・
イノシシの肉の燻製ウマい!けど脂っこいので1枚で・・・年寄もキツそうだったぞ
右下の白いのは百合根。シャリシャリして「んー」って感じ。好きな人は好きかも
3品目:沢煮椀
ごぼうや椎茸、しゃきしゃきした?が入ってる。
おつゆは美味しかったよ!
4品目:地魚造り
イカ・鯛・甘エビになります。
これと言って美味しいわけでは・・・
5品目:鰆岩士焼
脂の乗った鰆!これはうまかった!
魚の春と書くので、春が旬かと思いきや、この時期の方が脂が乗ってうまいんだとさ。
6品目:ずがに汁
カニみその汁!
これもウマかったな。
7品目:大中寺芋と雲子の衣揚げ
写真取り忘れました(汗)
大中寺芋は芋にすこしあまく味が付いた食べ物で、雲子とは白子のことで天ぷらで出てきました。
まあ、どちらもおいしかったかな。
8品目:穴子黒米ずし
穴子のお寿司は好きだけど、これは味がうすかった。
まあ、繊細な味なのかもしれないが、全員「んー」って感じ。
ハジカミも味がなく・・・
9品目:天域軍鶏たき鍋
軍鶏の肉団子とネギになりやす。
お汁がとってもウマかった!
10品目:玉丼
さっきの軍鶏汁に卵を入れて、それをご飯にかけた丼ぶり。
味が繊細すぎて・・・・私には薄い
デザート
四種類から選べるデザート。
アイスとくずきりを注文しました。
まあ普通にうまかった!
ここまで食べた全体的な評価としては、ちょっと微妙かなと・・・。
おばあちゃん達も「なんだか微妙ね」って感じで、20年前の思い出ほどおいしくはなかったようです。
全体的に薄味、繊細な味・素材の味を楽しむのなら良いのかもしれません。
決して「美味しくないわけじゃない」けど、特別おいしい味でもないですね。
(でも蟹と鰆はうまかったぞ!)
てなわけで、お腹もいっぱいになったので、お風呂入って就寝。
▼フカフカの布団に湯たんぽが付いています。寝心地最高!(気に入ったら購入もできるぞ!めっちゃ高いけど)
いざ朝ごはんに期待!
続いては朝ごはん。
夜の分を挽回してほしい期待を込めて、いざ「実食」
お赤飯としらす
おばあちゃんの誕生日だったので、もしかしたら特別に出してくれたのかもしれないお赤飯。
味は・・・「もうちょい塩足してほしいかな」
私はセブンのお赤飯の方が・・・。
おひたしと炊き合わせ
クレソンのおひたし・・・繊細な味だが結構好きかも!
炊き合わせ・・・めちゃめちゃ繊細だけどガンモは全員一致でウマいと評価。
椎茸と大根は今一でしたねー。これも全員一致の評価。
出し巻き卵はうまかった!
甘くない方の出し巻き卵になります。
これはとても美味しかった!だけど、デカい・・・でもウマい!
ゴソ焼き
深海魚(ゴソ)を焼いた物になります。
脂が乗ってプリっとした触感。
私は少し苦手でしたが、他の皆は高評価!
ごはんとしじみ汁
ごはんは私以外おいしいと喜んで食べてた!
少しやわらかめだったので、私は苦手でしたね。
しじみ汁はおいしいですが、まあ普通の美味しさ。
この後にデザートが出てきて朝ごはんはおしまい。
デザート出てくるのが遅くて、写真はありません。(ちなみに柿とブドウね)
朝ごはんの総合評価も、夜と同じく微妙な感じ・・・・
まあ好き嫌いが分かれる味なのかもしれません。
ちなみに、私が一番おいしい!と絶賛して、持ち帰りたいくらいうまかったのがこちら▼
1日目の到着時に出された和菓子「生麩饅頭」!
私以外は「別に普通じゃん?」って言ってたけど、これはうまかったな。
かなりのモチモチ具合で、甘さ控えめの粒あんが入ってます。
※持ち帰りは不可(お土産でも無理)
ちなみに持ち帰り用の「あさば饅頭」は買うことができます。
帰る前日の20時までに注文して下さい。
それがこちら
温泉まんじゅうなのですが、皮がフワっとしてやわらかいのが特徴!
普通においしいですが、感動するほどでもない。
お土産にはまあいいんじゃないかなと。(たしか800円だった気が・・・)
修善寺で観光したところ
「修善寺は見るところがあまりないよ」と、行く前から聞かされていましたが、
本当に見るところが少ない・・・
あさば旅館から歩いて行ける範囲にまずは
「楓橋(かえでばし)」
恋にまつわるご利益がある橋になります。
眺めはキレイだよ!
その近くには竹の林▼
ここもキレイ!
だけど観光客が結構多かった。
そして福地山修禅寺▼
こちらも人でいっぱい・・・
中入ったが、これと言って行く必要あるのか・・・って感じ。
▼有名な独鈷(どっこ)の湯
▼射的もあるぜ
▼ドラえもんの色だって変ってるんだぜ!
ちなみにドラマ”逃げ恥”で放送されサーバーダウンを起こした旅館「宙(そら)」は、あさば旅館の隣にありました。
一日だけの入浴も可能なようです▼
修善寺の観光は微妙かも
とにかく見るところが少ない。
福地山修禅寺のお寺はつまらんし、楓橋や竹の林などはすぐに見終わってしまう。
頼家の墓も見たが、「んー」って感じ。
もう行く事はないかな。(宙soraの旅館にはちょっと言ってみたいが)
あさば旅館についての感想
ご飯は微妙かもしれないが、それが昔ながらの味なのかもしれない。
それ以外は特に不満はなし。
中居さんの対応は良かったし、旅館はとてもキレイで池の庭も個人的には好き。
部屋のお風呂も立派だった▼
ちなみに貸し切りのお風呂もあるが、部屋のお風呂とあまり大差は無いと思う。
内湯はまあ普通だったけど、露天風呂は最高だったな。(ちなみに全部温泉水を使ってます!)
まとめ
色々素晴らしい旅館だと思いますが、料理だけが残念だった。
食べログの評価は超高いけど、他の口コミサイト見ると料理について下評な意見もチラホラ見かけます。
凡人の私には宿泊費も高いし、もう1回いく事はないかなと。
個人的評価は5点満点中3点でした。
おわり
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